雨の日の東京ガーデンツアーはどうなる? 庭師が教える、雨の日本庭園の楽しみ方
9月も終わり、秋雨の季節になりました。空気がしっとりして、朝晩はずいぶん涼しくなりましたね。
ツアーのご予約をいただくと、よく聞かれるのが「雨の日はどうなるの?」というご質問です。今日はサイトの「よくある質問」でもお答えしているこのご質問に、もう少し詳しくお答えします。それから庭師として、雨の日の日本庭園の楽しみ方もご紹介します。

この写真は、9月初めの雨の日に、お客様と小石川後楽園を歩いたときの一枚です。傘をさして、ゆっくり池のまわりを回りました。
雨に濡れた石畳はつやつやと光り、池の睡蓮の葉や木々の緑も、晴れの日よりずっと色濃く見えました。東京ドームのすぐ隣とは思えない静けさで、雨音だけが聞こえる、、、雨の日ならではの庭の顔です。
雨の日、ツアーはどうなる?
bikeTKgardensでは、天候に応じて柔軟に対応しています。
小雨のとき:お客様とご相談の上、雨具を着てEバイクでのツアーを開催します。電動アシストなので、濡れた坂道でも無理なく走れます。
雨が強いとき:天候次第で、徒歩でのツアーに切り替えて開催します。
台風などで安全が確保できないとき:日程変更またはキャンセルのご相談をさせていただきます。
お天気が心配なときは、どうぞお気軽にご相談ください。

庭師が思う、雨の日の日本庭園がいい理由
じつは、雨の日の日本庭園は、晴れの日とはまた違う美しさがあります。
苔がいきいきとする
苔は雨が大好きです。乾いているときは縮れて茶色っぽく見える苔も、雨を吸うとふっくらと開いて、あざやかな緑になります。

濡れた石が、本当の色を見せる
石は濡れると色が深くなり、模様がくっきり浮かびます。茶の湯では、お客様を迎える前に露地(茶庭)に打ち水をします。濡れた石と苔の美しさを、日本人は昔から大切にしてきたんですね。


雨音と、水の景色
傘に落ちる雨音、池の水面に広がる波紋、手水鉢(つくばい)にたまる雨水。耳をすますと、庭の中にいろいろな音があることに気づきます、、、

「雨奇晴好(うきせいこう)」という言葉があります。中国・宋の詩人、蘇東坡(そとうば)の詩から生まれた言葉で、晴れた日も雨の日も、それぞれに良さがある、という意味です。日本庭園はまさにそんな場所だと思います。
雨の日のおすすめの過ごし方
森の中の神社を歩く
雨の日の明治神宮は、人が少なく、森の匂いがいっそう濃くなります。御苑の中にある清正井(きよまさのいど)は、いつも湧き水が流れる静かな場所です。


お茶屋で一服
雨が強くなったら、庭園のお茶屋で雨宿り。冒頭の小石川後楽園にもお茶屋があります。お抹茶とお菓子をいただきながら、窓越しに庭を眺めるのも、ぜいたくな時間です。

お座敷から庭を眺める
古い日本家屋の残る庭では、建物の中から庭を眺めることができます。縁側やお座敷に座って、雨の庭をぼんやり眺める、、、昔の人もきっとこうして過ごしたのでしょう。

雨の日は観光客も少なく、庭をひとり占めできることもあります。写真のお客様も、静かな雨の庭を楽しんでくださいました。少しの雨なら、ぜひ楽しんでみてください。
よくある質問
Q. 雨の日もツアーは開催されますか?
小雨の場合は、ご相談の上、雨具を着てEバイクでのツアーを開催します。
Q. 雨が強いときはどうなりますか?
天候次第で、徒歩でのツアーに切り替えて開催します。
Q. 台風のときはどうなりますか?
安全が確保できない場合は、日程変更またはキャンセルのご相談をさせていただきます。
Q. 雨の日におすすめの庭は?
苔の美しい庭や、お茶屋・日本家屋のある庭です。たとえば小石川後楽園は、池や石組みの景色が雨に映え、お茶屋で雨宿りもできます。
Q. 東京で雨が多いのはいつですか?
6月〜7月の梅雨と、9月〜10月の秋雨・台風のころです。
ご依頼はウェブサイトのコンタクトかEメールからお問い合わせください。
bikeTKgardensでは、Eバイクのツアーのほか、徒歩や公共交通機関を使ったツアー、小さなお子様連れ、貸し切り、日本庭園での茶道体験など、さまざまなご要望にお応えいたします。




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